マグネシウムードロマイト

11月6日早朝のテレビ番組を何気なく見ていたら、聞きなれた言葉が飛び込んできました。

栃木県南部で高質のドロマイトが採掘されていて、カルシウムとマグネシウムが1対1の割合で含まれており、用途は細かく砕いて農業用肥料に使われているとのことでした。

マグネシウムは、元気な野菜を作るために必要で、青々とした野菜は、マグネシウムのおかげだそうです。その採掘企業ででは、肥料用の売上額が年間70億円だそうです。

そういうと、第二次大戦前は日本でもかなりマグネシウム精錬を行っていました。

用途は軍需でしたが、終戦と共に軍需が激減したために衰退の一途をたどり、やがて

全て閉鎖し、輸入に頼るようになりました。今では、90%以上が中国からの輸入です。

マグネシウムの需要規模が大きくなっても、もう日本での精錬は難しいでしょうね。

品質が安定した安いマグネシウムが輸入できれば、それもOK!!

用途開発が最重要課題ですね。