マグネシウム加工は、冨士精機にお任せください。あらゆるマグネシウム合金を取り扱っています。

(株)冨士精機では、あらゆるマグネシウム合金を取り扱っており、製品を造る際にその用途に合ったマグウネシウム合金を提案させていただいて居ります。

冨士精機では、あらゆるマグネシウム合金を取り扱っています。

金属マグネシウムの歴史は古く、製品として利用されてから長い年月を経ております。
マグネシウム合金は、第2次大戦以前から既に航空機などの軍事用素材して使われていました。アメリカ・ドイツにおける軍事使用が先駆的な役割を果たし、その後民間企業のフォルクスワーゲン・ビートルのクランクケースに使用されていたことはよく知られています。

わが国において使用され始めたのは、昭和30年頃からであり、最初に採用されたのは航空機材料でした。その後、双眼鏡筺体、ミシン部品、軽自動車部品、16ミリ映写機などに使われていましたが、需要は限られておりあまり伸びませんでした。昭和40年頃から徐々に用途先が拡がり、オートバイ部品、さらに昭和47年頃からはチェンソー部品、アーチェリーハンドル、アタッシュケースフレーム、釣用リールなどに用いられるようになり、絶対量は少ないものの、用途範囲はかなり拡がり始めました。

近年ようやく、パソコン、携帯電話、カメラ類などの筐体に多数採用されるようになりました。また、省エネの面から車体軽量化による燃費低減が急務となってきた自動車部品にも使用例が拡大し、ステアリングコラム、シリンダーヘッドカバー、ホイール、オイルパンなどが商品化されています。注目の自動車業界においては、日産自動車がGT-Rのホイールにマグネシウム製を採用しています。また、外国の例では、BMWのV6シリーズにアルミニウム合金と複合化されたマグネシウム合金製のクランクケースが市場に出ております。

このように金属マグネシウムの用途が急速に広がっていく中で、個性ある特長をもつ金属であるが故に、製品造りにはその特性をよく知って対処することが重要となります。

材質の名前について

【現在、主に利用されているマグネシウム合金です】

現在、主に使用されているマグネシウム強引
材質特徴・用途指針比重製法
ZK60高強度で伸びがあり押し出し材や鍛造品として利用されます。
航空宇宙部品やスポーツカー車両部材に向きます。
1.83押出材・鍛造材
AZ80
 
AZ61より強度があり押出材や鍛造用として利用されます。1.81押出材・鍛造材
AZ61 押出材や鍛造材として利用されますが強度がAZ31とAZ80の中間のため利用される頻度は少ない。1.8押出材・圧延材
AZ31中程度の強度と高い伸びがあり押出材や圧延材として利用されマグネシウム合金のもっともポピュラーな材質です。1.78押出材・圧延材
AZ91
 
ダイカスト用合金として最も利用されている合金です。1.81ダイカスト
M1エネルギーを熱として吸収または消散させる能力を減衰能と言い、M1は、特にその能力に優れています。1.76押出材
純マグネ純マグネシウムは、振動を受けたときに、そのエネルギーを熱として吸収または消散させる能力に優れています。1.74押出材

(株)冨士精機では、あらゆるマグネシウム合金を取り扱っており、製品を造る際にその用途に合ったマグウネシウム合金を提案させていただいて居ります。
1個の試作から量産品まで、既に数点の実績をもっております。